ともあれ、ガザは捨てられ、 アシケロンは荒れはて、 アシドドは真昼に追い払われ、 エクロンは抜き去られる。
もろもろの寄留の異邦人、およびウズの地のすべての王たち、およびペリシテびとの地のすべての王たち、(アシケロン、ガザ、エクロン、アシドドの残りの者)、
わたしは彼らの寡婦の数を 浜べの砂よりも多くした。 わたしは真昼に、滅ぼす者を連れてきて、 若者らの母たちをせめ、 驚きと恐れを、にわかに母たちにおこした。
「戦いを始め、彼女を攻めよ。 立て、われわれは真昼に攻撃しよう」。 「わざわいなるかな、日ははや傾き、 夕日の影は長くなった」。
また暗やみに歩きまわる疫病をも、 真昼に荒す滅びをも恐れることはない。
「ペリシテの全地よ、あなたを打ったむちが 折られたことを喜んではならない。 へびの根からまむしが出、 その実は飛びかけるへびとなるからだ。